2005年12月30日

初心者入門〜ゲレンデの選び方その1

スキー初心者向けコラム。今回は、おすすめのゲレンデの選び方です。

これはスキーに限らずスノーボードにもいえることですので、初心者スノーボーダーも注目してくださいね。
下記のような要素でゲレンデをピックアップしてみるとよいと思います。

■コース斜度
スキースノーボードは基本的には雪の積もった斜面を滑るものですから、斜度がない場合は、強風でも吹かない限りは滑れません。しかしながら、初心者の場合は、経験上、20度は急な崖30度は直角に見えることでしょう。これはホントですよ。
およそ、最大斜度で15度以下、平均斜度で10度以下のコースがデビューに適しています。また斜度変化の少ない方が滑りやすいので、最大斜度と平均斜度がなるべく近く、ねじれのないコースがよいと思います。

■コース幅
これは意外と大事です。幅の狭いコースですと圧迫感があり、ちゃんと曲がれるかなど考えてしまいがちで恐怖感の元となります。コース幅50m以上は絶対に欲しいですね。できることならコース幅100m以上がよいと思います。

■雪質・降雪量
降雪直後のサラサラの粉雪を圧雪した斜面が一番滑りやすいので、できるだけそのようなコンディションをデビューするのが上達の早道。そこで、雪質を決定するファクターを下記に列挙します。

1)標高(気温に関連)
標高が高ければ高いほど気温は低くなります。気温が低くなれば、雪質もよくなります。ただし、標高が高くなると、山岳地域というわけですから悪天候の可能性も高まります。また、標高が高くなればアクセスも厳しくなるわけです。
概ね、標高1000m以上のゲレンデは雪質がよいと言われるゲレンデといえるでしょう。

2)緯度(気温に関連)
緯度が高くなれば、概して気温は低くなります。概ね北に行けば行くほど雪質がよくなると思って間違いありません。ちなみに、アバウトに北海道の標高500m = 山形県の標高1000m = 長野県の標高1500m と考えておくとイメージしやすいでしょう。

3)時期(気温に関連)
日本の冬は概して、1〜2月に一番寒い時期を迎えます。ですから、各ゲレンデは1月中旬〜2月末に最高のコンディションになります。これを通称ハイシーズンまたはトップシーズンといいます。ハイシーズンには、降雪量、降雪日数も多いため、特に標高の高いゲレンデ、高緯度のゲレンデでは、悪天候、強風、低温により人間にとってはベストコンディションとはいえない場合もザラにあります。

4)日本海との位置関係(降雪量・湿度に関係)
日本のゲレンデに雪を降らすのは、天気予報でよく聞くフレーズ、北西の季節風-30度以下の寒気です。寒気団が存在しているときに、日本海から湿った季節風が標高1000m前後以上の山にぶつかると大雪が降ります。
その後、季節風は雪を降らしたため、湿度を減らして山を乗り越えます。その後、また高い山があるとそこで雪を降らせ、湿度を減らし、山を乗り越えます。

つまり、日本海からそのゲレンデまでの間に、どれだけ雪を降らす高山があるかにより、降雪量が増減します。
例えば、日本有数の豪雪地帯の湯沢、ニセコ周辺などは季節風が直接山にぶつかるため、降雪量は非常に多くなりますが、若干湿度は高めになります。対照的に、白樺湖、富良野、サホロ周辺などでは、既に季節風が雪を存分に降らせているために、降雪量は少ないものの湿度は低くなり雪質はよくなります。


次回は「ゲレンデの選び方その2」。おすすめスキー場&コースをピックアップします。

投稿者 雪太郎 |

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.snownet.jp/mt/mt-tb.cgi/84

 
↑このページのトップへ戻る
Copyright © 2001-2008 スキー場情報「SNOWNET」 All rights reserved.